HOME | 説教 | 説教(2011年度) | 神をほめたたえる幸い

神をほめたたえる幸い

説教要旨( 6月19日 朝礼拝、CSと合同礼拝)
歴代誌上 第29章10~13節
倉橋康夫

 今日は、教会学校の生徒と、一般礼拝参加者とが一緒の「花の日・子どもの日 合同礼拝」です。この礼拝は、年1度、6月に行われています。
 今日の聖書個所の最初に、ダビデという人が出ております。ダビデのことは知っていますか。少年時代のダビデのこと。ペリシテ人の大男のゴリアト(ゴリアテ)(サムエル記上 第17章8節) を、ダビデが石投げの道具を使って倒した話を知っているでしょう。
 今日の聖書個所では、ダビデはイスラエルの国の王となっています。ダビデ王は、この時、エルサレム神殿を建てるための準備に取りかかっていました。「神殿」は、神さまを礼拝する大切な場所です。神殿建築のためには、膨大な材料(建築資材、金、銀、青銅、鉄)や、多額なお金が必要でした。ダビデ王自身も、神殿を建てるための、沢山の材料やお金を寄付したし、イスラエルの民も、ダビデ王の呼びかけに応えて、進んで色々な材料や、多くのお金を寄付して協力したのです。
 そのようにして、沢山の材料とお金が準備された時、ダビデ王は大変喜び、神への感謝の祈りを捧げました。そのダビデ王の祈りは、神を褒め讃える祈りでした。祈りは、私たちの必要を訴え、願いを並べるだけではなく、大事なことは、神さまを讃えることです。今日の聖書個所は、そのダビデの祈りの最初の部分です。<10 ダビデは全会衆の前で主をたたえて言った。「わたしたちの父祖イスラエルの神、主よ、あなたは世々とこしえにほめたたえられますように。>、と祈っています。
 ダビデは、<全会衆>(大勢のイスラエルの人々)を前にして、立ち上がって祈りました。その祈りは、<主>(主なる神)を「讃える」祈りでした。「たたえる」とは、讃美することです。主なる神が、どんなに素晴らしい方であるかを、言い表すことです。ダビデは、沢山の材料やお金が集まったのを喜んで、寄付した自分たちが素晴らしい、「やった!」と言って歓声を挙げた、というのではありません。神さまが素晴らしい、と讃美告白したのです。何故なら、それら全てのものが、元々神さまのものであり、神さまから自分たちが頂いた物だ、と知っていたからです。
 そこで更に、ダビデは、<偉大さ、力、光輝、威光、栄光は、主よ、あなたのもの。まことに天と地にあるすべてのものはあなたのもの。主よ、国もあなたのもの。あなたはすべてのものの上に高く立っておられる。>、と祈りました。神さまの素晴らしさを、色々な言葉を使って言い表しています。この中には、「力」、「栄光」、「国」という字が含まれています。私たちがいつも祈っている「主の祈り」の最後の部分は、「国と力と栄えとは、限りなく汝のものなればなり」です。「国と力と栄えとは、とこしえに神さまのものだからです」と言うことです。ダビデのこの祈りでも、「力」、「栄光」、「国」は神さまのものです、と祈られます。
 「国」とは、神の国のことで、神さまのご支配・神さまの愛の支配のことです。「栄光」は、主の祈りで「栄え」と言われるのと同じです。これは、神さまこそが第1で、最高である、ということです。そして「力」とは、全てのことを成し遂げることのできる力のことです。この神さまの力が、イエスさまを通して、私たち人間を救うために発揮されました。<福音は、・・・・・信じる者すべてに救いをもたらす神の力>(ロマ1 : 16)なのです。
 私たちは、いつも、「主の祈り」を祈る時、ダビデと同じように、「国と力と栄えとは、限りなく汝のものなればなり」、と神さまを褒め讃えているのです。このように、神を褒め讃えること、神さまは素晴らしい、最高だ、と言えることこそ、私たちの喜びであり、幸いなことです。「神をほめたたえる幸い」を深く受け止めたいと思います。
 

説教一覧(2011年度)

2011.04.03
わたしに従いなさい
2011.04.10
隅の親石
2011.04.17
ぶどう酒になった水
2011.04.24
驚くべき主の御業
2011.05.01
新しき神の家
2011.05.08
神を畏れ、王を敬え
2011.05.15
水と霊とによって生まれる
2011.05.22
永遠の命と裁き
2011.05.29
はじまり
2011.06.05
あの方は栄え、わたしは衰える
2011.06.12
一同は聖霊に満たされ
2011.06.19
神をほめたたえる幸い
2011.06.26
永遠の命に至る水
2011.07.03
まことの礼拝
2011.07.10
その傷によって、あなたがたは癒された
2011.07.17
神の備え給う道
2011.07.24
み言葉を信じて
2011.07.31
あなたはわたしの愛する子
2011.08.07
命の恵みを共に受け継ぐ
2011.08.14
主イエスに力を与えられ
2011.08.21
試みを受けられた主
2011.08.28
神と等しい方
2011.09.04
今やその時
2011.09.11
祝福を受け継ぐ
2011.09.18
主イエスについての証し
2011.09.25
神からの誉れ
2011.10.02
命のパンのしるし
2011.10.09
父である神をたたえる
2011.10.16
わたしだ。恐れることはない。
2011.10.23
苦難と希望
2011.10.30
信じる
2011.11.06
天への凱旋
2011.11.13
キリストの勝利
2011.11.20
短い信仰告白
2011.11.27
朽ちない食物
2011.12.04
主イエスのもとへ
2011.12.11
かつてと今
2011.12.18
主イエスによって生きる
2011.12.25
飼い葉桶の乳飲み子
2012.01.01
去るか留まるか
2012.01.08
神の恵みの善い管理者
2012.01.15
時を支配し給う神
2012.01.22
わたしについて来なさい
2012.01.29
主の真実によって
2012.02.05
主キリストは神の御許から
2012.02.12
勝利を約束されている苦難
2012.02.19
主イエスの行かれる所
2012.02.26
生ける信仰
2012.03.04
主イエスへの態度決定